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光に向かって日々行進(更新)したい!?
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  今月は、珍しく2回目のブログ更新です♪

 これは珍しい……、雪でも降るんじゃない?って思いきや、案の定、先週に雪が降りましたね。今日は快晴でしたが……。

 さて、高森顕徹先生著の光に向かって123のこころのタネの109話に「他人の批評に一喜一憂していては何事も出来ない」という話があります。

 ある愚かな親子が生活に苦しくなって家財道具まで売り払った。最後に残った一頭の馬も町へ売りに行くことになったのだが、町への道中、その親子と馬を見た人の様々な批評を真に受けて、言われるがままに従ったところ、大事な馬を失ってしまったという話。詳しくは実際に本を読んでいただきたい。

 この話を読んで思ったこと。

 最近はインターネットの普及で何かと情報収集するには便利ですよね。旅行するにしても宿をネットで調べて予約までできます。買い物をするにしても、ネットで調べて格安のお店を見つけては、そのまま購入したりします。中には、“口コミ”を投稿できるサイトもあったりして、宿やメーカーの売り文句だけではなく、利用したユーザーの生の声を聞くことができて私も参考にしています。

 ただ、近頃はネットを使う人のマナーが悪いのが問題となっていますよね。学校裏サイトで生徒が自殺する被害があったりして、携帯電話を学校に持ち込むのを禁止しようとかしないとか……。韓国では心ない者によって有名人の誹謗中傷が掲示板に書き込まれ、これまた自殺していくことが問題となりました。口コミサイトには、そのメーカーとか商品に対する暴言が書き連ねられ“荒らし”状態になっているものもあります。そんな風評被害でメーカー側も困っているようです。

pc.jpg


 私もデジタル製品とか車を買う時には、ネットで情報収集しましたし、暫く前にはマイホームを建てる為に「高い買い物だから」と徹底的にハウスメーカーを調べ上げたことがありました。そこで、気づくのが、どんなメーカーにも肯定派のファンサイトがあり、反対に否定派のアンチサイトがあります。ハウスメーカーに至っては一生に一度の買い物ということで神経ピリピリになって激怒しているサイトがありました。ちょっと不具合があったら「あそこは欠陥住宅のメーカーだ!」と書き、ちょっと対応が遅れるだけで、さんざんコキ下ろします。さすがにこれを見ちゃうと心配になってしまうのですが、そんな書き込みやらユーザーサイトはどこのメーカーでもあるので、結果的に自分の目で確かめるしかないなぁと住宅展示場やモデルハウス巡りに出掛けたことがあります。

 そして思ったことが、良心的なサイトは「このサイトは、あくまで管理人の主観で書かれていますので、自己責任でご覧ください」といったようなことが書かれています。人間は感情の動物ですので、ちょっと気に入らないことがあったら全てが悪く見えてしまうことがありますし、逆に気に入るとアバタもエクボで何でも良く見えてしまうものです。「一水四見」とはよく言ったものですね。

 良心的なサイトを作っている管理人は、そういうことがよく分かっているので、そういう但し書きをしますが、感情的になっている人はひたすら良いことを書き並べて、「みんなも買いなさい」というサイトになったり、逆に悪口雑言を書き並べて「みんな、これを買うと被害にあうぞ」「騙されるな!」というサイトになったりする気がします。これは個人的には信用できないサイトと思っています。

 便利なネットですが、何でもかんでも鵜呑みにしてしまうと、何も買えませんし、家も建ちません。折角、良いものがあっても、悪いものと思い込んで手に入れられなかったら勿体ない。最終的には、自分の目で確かめてみるのが一番と思います。そして、ネットの情報で気になるものがあったら、実際にメーカーなどに確認してみたらいいのではないでしょうか?

 あくまで参考程度に見るのが良いかもしれませんね!

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 前の記事にも書いたが、私の自覚からして、私は明らかに「活字離れ」の進んだ現代っ子の部類だと思う。基本的に本は読まないし、まして挿絵のない本など「見よう」とも思わない。

 それでも、パソコン関連の参考書はイヤでも「見なければ」ならないし、大学時代は工学部だったので工学系の学術書を「眺める」のは好きな方である。思い起こせば昔から、文庫本などとは縁がなく、もっぱら百科事典などを「めくって」いた記憶がある。

 しかし、そういった類の本は決まって「はじめに」は面白くないし、読まなくても別に困らない。大抵、その本で扱っているアプリケーションのバージョンやら環境などを書き連ねてあるだけなので、「そんなこと表紙に書いてあるわぃ」と読まないのだが、この本の「はじめに」は、「面白い」と思うのと同時に何かスッキリするものがあった。

 まず最初に、これだけ科学技術が進歩した現代なのに、「印相」を始めとする「手相」「家相」「墓相」……といった占いを信じている人が非常に多いことが書かれていた。

 何を隠そう、私の実家は印鑑屋もやっていたので、実印から銀行印、認印やらシャ○ハタのハンコまで扱っていた。言うまでもなく、カタログもウジャウジャあった。

 それらのカタログに決まって書かれている文句は「開運」という文字。そして、印鑑のケースと言えば、見るからに有り難そうなキンキラキンの刺繍の張られた皮のケース。アッという間に割れてしまうシャ○ハタのプラスチック製ケースとは大違いだ。それはそうとして、幼い頃からそういったカタログを見ていながら、そういったものは信じられるものではなかった。見るからに「ウソくせぇ~」というシロモノだ。もっと言うならば業界サンが作った「新興宗教」と言ってもいいかもしれない。なんせ買った印鑑で開運など納得できるモノではなかった。

 最近になって、帰省したときに印鑑屋もやっている父に面白い話を聞いた。印鑑は決まって丸いカタチをしている。あまり、四角いカタチをお見かけすることはない。それはナゼか?本当かウソかは知らないが、

1、円筒形ならば、机の上に置いたときに転がる。
   ↓
2、転がったら机の端から落ちる。
   ↓
3、落ちたら床にぶつかってどこかが欠ける。
   ↓
4、欠けたら印影が変わってしまって使い物にならない。
  これに更に印相学なんていう仰々しいものをトッピングしたら、
  変えねば不幸になるかもしれない。
   ↓
5、新しい印鑑を作る。
   ↓
6、印鑑屋は儲かる!

 何という素晴らしいシステム!これが本当かウソか知らないけど、実に信憑性がある。お中元やお歳暮という文化を百貨店が作って定期的な安定した収入源としているというハナシを聞いたことがあるが、それにも勝る集金システム!?

 そんな印鑑業者のしたたかな陰謀の上に出来上がった印相学。コレをまともに信じて買っている人を目の当たりにしてきたのだ。理屈に合わないモノは信じられない私はジンマシンが出たが、そこら辺をこの「はじめに」では鋭く突いていて私は非常に気持ちよかった記憶がある。

 自分の運命なんて印鑑じゃ決まらんだろ?

 そこら辺のモヤモヤをスッキリさせてくれた名文でした♪
 私の幼稚園時代の将来の夢は「本屋さん」
 理由は簡単。近くにあった書店さんが実にヒマそうで、ああいう仕事なら好きな本を読めるだろう、という安易な考えであった。

 しかし、時は流れ、自称「読書離れ」な人間になってしまった。現在でも本は読まない訳ではない。いつぞやから理系人間になり、図鑑が大好きで手当たり次第に色鮮やかな写真のハメ込まれた図鑑を眺めていたものだ。そして、私の中で次第に本とは「読むもの」から「見るもの」へと変化していった。そして、ついに行き着いた持論が、

「挿絵の無い本なんて、
本じゃネェ!」


 ……という、実に自己中心的な考えに行き着いたワケであります。

 そうは言っても、結構小話集なんかは好きな方で、1冊の本は厚くても中を見ればショートストーリーがいくつもあるというのがイイ。これまた、理由は簡単。

 厚い本なんて1ページに1文字なんていうものじゃないので、一気に読むなんて私にできる業ではない。言うまでもなく途中で栞を挟んで暫くしてから続きを読むことになる。しかし、脳内メモリが極端に低スペックな私は次に読むまでに初期化されていることが実に多い。前に読んだストーリーなんてすっかり忘れている為に、前の話と今回の話の間に全くストーリーに関係がない小話集というものは実にありがたい。

 そんな私が、自分自身の「活字離れ」に危機感を覚えていた頃に出会ったのが、1万年堂出版という当時見たことも聞いたこともない出版社が出した本であった。その名も光に向かって100の花束という本。見たことも聞いたこともないハズだ。実にこの本こそ、この出版社の第1号の本だからだ。花束を持って、こちらに背中を向けている少年が実にイジらしくて手にしてしまった。

 あけてビックリ。花束に例えられた小話が100話掲載されている。長い話でも、4ページ(見開きにして2ページ)しかない。しかも、字が大きくて難解な本でもない。気軽に読めるのに、どこか心にひっかかる花がそろっている。

光に向かってシリーズ←光に向かってシリーズ

 ただ面白いというものでもなくて、人生の教訓が揃いも揃っているから何度でも読みたくなる。こういう本は初めてだ。……というワケで、今では、第2弾の光に向かって123のこころのタネと第3弾の光に向かって心地よい果実iconまで揃えて座右の書として読んでいます。

 そんな、小話を通して勉強になったことなど、私の毎日と照らし合わせて、気まぐれに綴っていきたいと思います。


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